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2021.10.13 羅臼岳横断

秋の羅臼岳を横断。陽の昇る羅臼から青空の山頂、秋深まる岩尾別へ。

3年ぶりに知床においでになったお客様。前回は斜里岳、その前は岩尾別登山口から羅臼岳も登っているので、別のルート取りか他の山へ、というリクエスト。計画日まで日数があったので天気や凍結、積雪の状況に応じて対応できるよう、羅臼岳横断をメインの計画にして、他の山の横断登山も提案しておきましたが、実施日は晴れ。羅臼岳横断です。

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朝暗いうちに移動開始。斜里町側は満天の星空でしたが、知床横断道路で知床峠を羅臼町側に越える時はガス。標高を下げて登山口は雲の下で、日の出と共に入山。気温も高めで里見台に着く前に服を一枚脱ぎました。

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今年は羅臼山岳会のみなさまなどが頑張ってササ刈りしていただいたおかげで第一の壁なども大変歩きやすくなっています。おかげで登山川の対岸の斜面の紅葉を楽しむ余裕があり、泊場まで順調に到着。 河床が白くなっているこの景色を初めて見た方はやはり驚きますよね。

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青空が見え隠れしていましたが、屏風岩を登る途中で冷たいガスに覆われてしまいました。

その分、足下に目をやると、すっかり終わってしまったツガザクラ群落の中にポツポツお花が見ることができました。

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冷たい風に乗ってくるガスに追われるように岩清水に登ると、水は滴っているものの足元には氷が。

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山頂からの展望を楽しみにしていたお客様の願いが通じて、第二の肩を登る前からは上空はすっかり抜けて、硫黄山方面も姿を見せるようになってくれました。知床半島を挟んで羅臼=根室側は雲海、岩尾別=斜里町側はすっきり。

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岩尾別コースも極楽平のダケカンバの葉も落ちて白い幹が目立つようになりました。それより下、樹林帯の登山道は落ち葉で埋まってきています。

リピートいただいているお客様なので行動時間はコースタイムどおり10時間で計画しましたが、ほぼ時間どおりのタイムで下山できました。知床連山縦走など次の計画もお待ちしています。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)