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2021.6.9 羅臼岳

大沢の雪渓は土砂の流出もあり縮小していますが、山頂直下〜岩清水の雪田は大きく残っています。

先日7日に登った時はガスと強風の中で大沢での作業を優先して山頂方面は行かなかったので、今回はそちらの点検。

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岩清水から山頂にかけての、第一の肩と第二の肩の雪田が残っています。

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雪面の傾斜が岩清水側の下部が急になっているので、この先融雪で岩が出てくると滑落時に衝突することがあります。登山時は夏道に準じて一度奥にトラバースして傾斜が緩くなってから直登するようにするべきです。傾斜下部に岩も出てきません。(写真だと中央に登山道出入口があり、そこから左にトラバースしてから直登という「L」字型になります)

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大沢も融雪が進んでいますがまだ傾斜に雪が残っています。出てきた登山道は土砂が流出して歩きづらくなってしまっていますが、道から外れて歩行するとさらに土砂流出の原因になります。

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まだ残雪の傾斜を行動しなければなりませんからフットウェアはトレッキングブーツとゲーター(スパッツ)で。それがあればフラットフッティングとキックステップで処理できます。トレイルランニング用のシューズでは雪上の行動はきついですよ。チェーンアイゼンなどを使う際は脱着も含め雪上のみで。登山道保護のために装着したまま道を歩くのはNGです。

(滝澤:知床山考舎 代表)