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2021.6.7 羅臼岳

登山道の管理業務で登ったところ4日の降雨で大沢で土砂の流出が確認されました。

4日は雨、5日と6日は気温も上がって残雪もどんどん融けました。

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羅臼岳岩尾別登山道も極楽平まではほぼ残雪無し。仙人坂も縦断する沢筋もわずかに。トラバースも楽になりました。沢筋の他は中段の東側に雪が残るのみ。仙人坂と銀冷水の間の登山道も埋まっているところもありますが追えるようになりました。沢筋と登山道が交差する箇所で間違えやすい箇所もあるので注意。

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銀冷水周辺の登山道は雪でわかりづらいですが、羽衣峠までの登山道はほぼ出ています。そこから大沢入口まではまだ出ていません。大沢は第一の岩場、第二の岩場、最上部で夏道が出てきており、ガイドロープ展開をしてあるので外れずに歩いてください。ガイドロープは高山植物保護の目的で設置していますので、そこから外れて歩くということはお花畑を踏み荒らすということです。

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大沢には上部から流下してきた土砂が筋状に。融雪時期に雨などが降ると水流に土砂が流されることがありますが、ことしも発生してしまいました。土砂の中に高山植物の根や芽やまだ小さい葉が見られました。羅臼平からの流下もありますが、ほとんどは大沢最上部から第二の岩場、第一の岩場のまだ雪渓の下の部分の土砂が流され下流の雪上に吹き出したようです。全容は雪がなくなるまでわかりませんが、お花畑や登山道が失われたことが予想され気持ちが暗くなります。

(滝澤:知床山考舎 代表)