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2021.5.26-27 羅臼岳

皆既月食を見ようと羅臼岳に。皆既食は見られませんでしたが、満ちていく月の光を浴びてきました。

(岩尾別コース情報も記載しています)

岩尾別登山口から弥三吉水までで残っている雪はわずか。花々も種類が増えてきました。

650m岩峰の手前と弥三吉峠から弥三吉水の間の木隠沼を見下ろす位置くらいになりました。弥三吉水の広場の雪ももう少しでなくなりそうです。

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極楽平は所々雪が残っているものの登山道は辿ることに問題はなし。

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仙人坂から銀冷水、大沢へは登山道は出ておらず雪の下です。仙人坂のつづら折りの東側の屈曲点で登山道が出ているくらいで、最上部から極楽平まで雪の壁です。登山道どおり行動しようとすると難しいトラバースとなります。地図読みと積雪状況からルートを判断して適切な装備、技術で行動することが必要です。

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銀冷水は青いシートで冬養生した携帯トイレブースが雪からすっかり姿を現しましたが、前後の登山道は一切出ていません。この日も仙人坂の途中から残雪期ルートで銀冷水、大沢を通過しています。大沢は、第一の岩場ではフォールラインが左岸に露出した岩に向かっていますし、第二の岩場では落ち口の口が開いてしまったので真ん中を通行できません。右岸側に登山道が出ているのでそこを通過を。その上部でも登山道が一部露出していますが、前後の積雪の状況を考えるとあとしばらくは雪面を通過となります。 最近の雪解けは早いですが、以前なら7月上旬でも第二の岩場の口が開くことはなかったのですから、今年の大沢は昨年以上に早く雪がなくなりそうです。

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日が傾くころから羅臼平から上は雲が走るようになってしまい、 月食も皆既食の時間は見られず。徐々に光が戻る部分色になってから見ることができました。facebookにタイムラプス動画上げてみたのでどうぞ。

https://www.facebook.com/100002132674488/videos/4106347252779657/

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翌日は風があるうちは雲も走ってきていましたが、青空が広がりました。気温も下がり雪解け水が凍っています。

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羅臼平から岩清水〜第一の肩までは登山道が掘れて深くなっている箇所に雪が詰まっています。第一の肩〜第二の肩はたっぷり雪が残っています。暖かければキックステップで処理できますが、所々氷の板が入っていて跳ね返されます。

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山頂部分は氷もなく、暖かい日差しの中でのんびり景色を楽しみました。

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昨年同時期の積雪と比較してほぼ同程度でしょうか。昨年の夏は縦走路のテントサイトでは水の確保に苦労しましたが、今年も先が思いやられます。

(滝澤:知床山考舎 代表)