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2021.3.28 海別岳

どうしても海別岳に登りたい!という今回のお客さま。雪どけが早くすすんできましたので28日を過ぎるとハイマツが立ちすぎて迂回や踏み抜きで登るのが難しくなると判断して日程を決定。今回はバッチリ当たりました。

27日午後から晴天となり28日も朝から良い天気です。例年なら排雪の進んでいない道路や林道が奥まで除雪され農家も融雪剤の散布など畑の作業をしているため、邪魔にならないように駐車することを他の登山者にもお願いして入山。予想より気温が高く、ササが立ち上がったり林道脇に土が出てきていたりと陽があたる造林地は時々踏み抜きます。

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標高500mを越えて樹林帯に入ると踏み抜きもなくなり快適。お気に入りの森の中を順調に登っていきます。

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知床山考舎の事務所から見ても朱円尾根のハイマツの立ち上がりがわかっていたので、迂回しなくてもよいようルート取り。朝のうちは気温が低かったので斜面は凍って光っていました。

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小海別岳や斜里岳、藻琴山。高い気温にかすみがありましたが雄阿寒岳や能取岬までは見通せました。が、斜里岳の背後には少しづつ雲が湧いてきました。

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オホーツク海の流氷は本体はほぼ流れていったもののまだ海面に漂っています。

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北陵に達すると知床半島が見通せます。今日も知床連山がくっきり。

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この日は登山者が多く海別岳山頂も賑やかでした。

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山頂から少し離れて風に当たらない位置で小休止。甘酒と桜餅をシェアしていただいているうちに雲に飲まれて視界は30mほどに。

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下山は視界のない中、耐風姿勢をとりながらの行動となりましたが、北陵を過ぎてからは雲から出て風も一段弱まりました。雪も腐ってきて滑ってもスピードもコントロールできるので尻滑りを楽しみながら下山。ハイマツ帯はかろうじて踏み抜く状況にはなりませんでしたが、スノーシューへの雪の貼りつきはひどくなり雪を落としながらの下山となりました。とはいえラッセルやハイマツの踏み抜き、迂回などがなかったため休憩込みで9時間強で行動でした。長時間のスノーシュー行動が初めてのお客様でしたが、大丈夫です。次の山への挑戦お待ちしています。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)

 

「2021.3.28 海別岳」への1件のフィードバック

  1. 先日メールでGW中の羅臼岳のガイドツアーをお願いしした横浜の武藤です。積雪期知床、本当に素晴らしいです。温暖化の影響か雪が少なくなっているのですね。GWのころだとどうなるのでしょうね! いずれにしてもとても楽しみにしています。

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