整備作業の担い手を育成していく登山道整備イベント。6月は経験者対象でしたが、今回は初めての方も迎えて実施しました。
羅臼岳の登山道に関係する組織や団体などが集まって、近自然工法で作業していく環境省主催で開催されてきているこのイベント。滝澤は講師でした。
初日の19日午前中は屋内で羅臼岳登山道の環境や近自然工法について座学。初めての方はもちろんですが、経験者にも受講して復習いただくことで、作業がスムーズに運びます。本当は午後からはこれまでの実施箇所を見ながら作業箇所に資材を荷上げする予定でしたが、悪天候で中止。
二日目20日だけの作業となるので、予定していた作業箇所の標高を下げて移動時間を短縮して、荷上げや作業もしやすいように変更しました。
二日目は時折アラレの降る中、これまでイベントに参加をいただいた3年目や2年目の方々にリーダーをお願いして班ごとに作業。さすがに3年目のみなさんは綺麗に仕上げていました。
リーダーも育ってきていますので、さらに参加者の幅を広げて開催できるようになってきていると思います。新たなステップに踏み込めれば良いなと期待しています。
(滝澤:知床山考舎 代表)