風はありましたが遠望ができた羅臼岳でした。
560m岩峰から650m岩峰の間にまとまった雪があるとはいえ夏道をたどるのは容易になっています。
弥三吉峠手前から弥三吉水までの登山道も雪の中に登山道を辿ることができるようになってきました。それより上部は羅臼平手前まで全て雪に覆われています。
大沢ももちろん全面雪ですが、早くも第一の岩場付近に亀裂が入ってきました。
羅臼平から岩清水までは断続的に雪があります。この日は羅臼の街並みや国後島方面も展望できました。
岩清水から山頂直前までは第二ノ肩前後で岩場が露出していますが、雪に覆われています。
この日の山頂は氷が付いておらず安心して上がることができました。羅臼湖の水面や、この後で登る予定になっている斜里岳まで見ることができてお客様は大満足でした。
(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)