停滞する前線の動きを伺いながら催行決定。長い林道歩きは傘をさして。アタックはガスの中でしたが念願の山頂に。
北海道北部に留まった停滞前線で道北は大荒れ。この前線が南下して日高山脈や襟裳岬を通り過ぎるまで南下してしまうような場合は幌尻岳登山などは無理な荒天となることに。天気図の動きに一喜一憂しながら当日に。
イドンナップ山荘までの2時間に及ぶ林道走行のあとは自分の足で。事前の説明会で覚悟をしておいてもらった「いこい橋」の回転扉くぐりですが、なんとゲートが開いていました。作業などのためにたまに開いていることがあるとはイドンナップ山荘の玄関にも掲示されていましたが。。。楽しみ?にしていたお客様は残念そう。
6時間の林道歩きでは時々雨が。雨具を着るには暑すぎる気温でしたが、風が吹いていないため傘でをさして快適に。
新冠ポロシリ山荘は2階はすでに山頂アタックから帰ってきた方々で満室。明日アタックする我々は1階を使わせていただきました。
昨日広げた荷物を整理してアタック装備に。食料はネズミ対策のため天井から吊るして出発。
昨年(2022.8)大雨で崩落した登山道は新たにササを伐開した新ルートに。作業したみなさま、ありがとうございます。
渡渉点は水は少なく写真手前部分しか流れはありませんでした。石づたいでも丸木渡りも可能。
渡渉後は延々と続く急登ですが、雨はなく道も濡れていなかったため順調に高度を上げていきます。森林限界を越えてお花畑に。これだけでも登ってきた甲斐がある、と感動の声が。
山頂はガスですがみなさん笑顔。風が強いので早々に額平コースとの分岐点まで戻って一息つきました。
帰りも慎重に。ガスで濡れて滑りやすくなってきました。
これまで展望がなかったのですが、途中で日差しが入るとナメワッカ岳や幌尻湖が見えることも。11時間行動で新冠ポロシリ山荘に帰着。2階に移って楽しく夕食をいただきました。
3日目、山頂アタックの方々を送り出して我々も帰り支度。山荘やトイレをみなさんで分担して掃除。
帰りの林道も時々雨が降る中となりましたが、風はないので傘で過ごすことができました。
今回はいつもお世話になっている道外のアウトドアショップの登山ツアーでした。いつもながらみなさま仲が良く、準備も手早くて、天候にこそ恵まれませんでしたが気持ちよく楽しい幌尻岳になりました。
(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)









