6月1日に清岳荘までの道道が今期開通した清里コースに。例年ならスノーブリッジが連続するところですが、、、皆無!
まだオープン前の清岳荘からスタートしてすぐ大きなダケカンバの倒木で迂回路ができています。ここまでくる道道の沿線も倒木処理されたものが複数箇所ありました。
最初の渡渉点。例年なら融雪で水量の多い時期ですが、すでに盛夏期の少なさ。
長くスノーブリッジが残る仙人洞の前後は全く残っていません。
やはりいやらしくスノーブリッジが残っていてあたりまえの羽衣の滝も万丈の滝も、無し。
見晴の滝下流部で斜面から河床に降りるのにちょうどよいステップになっていた大石が流されてなくなっていました。
毎年撮っているカット。例年より緑が濃いのは早く雪がなくなったからでしょうね。
上二股でようやく雪が出てきましたが、これも沢の中の途中まで。いつもは雪を踏み抜きつつ登る胸突八丁の登山道は、馬の背直前まで登山道が出ています。
馬の背は急傾斜の残雪に覆われ、尾根状に山頂方面に続いています。 途中の岩場から斜里岳神社、山頂までは雪はありません。
新道も上二股から尾根に上がるまでの間の沢を横断する2ヶ所に雪渓が残っているのみ。熊見峠のサクラが満開でした。
下二股への急な降りは早い融雪の後の雨で掘られたところがまたまた出てきました。こんなに早く雪がなくなると夏には水不足になり、竜神の池で雨乞いが必要になるかもしれませんね。
(滝澤:知床山考舎)