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2022.8.20-22 森の巨木たちと阿寒富士

森の巨木をめぐる旅の後半は道東、オホーツクに移動して。雌阿寒岳を別の山から見たい。ということで阿寒富士へ。

森の巨木をめぐる旅の後半は道東、オホーツクに移動して。

前半は2022.8.18-19 森の巨木たちと敏音知岳をご覧ください。

以前、雌阿寒岳を登ったときには何も見えなかったので、雌阿寒岳を別の山から見てみたい。ということで阿寒富士と雄阿寒岳からそれぞれ見ることに。

まずは阿寒富士から。青空と雲と時々雨粒。晴れて影が強く出ない分、オンネトーからの森の様子がよくわかります。

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オンネトーコース七合目から阿寒富士へ。やはり雌阿寒岳が一番火山らしく見えるのではないでしょうか。雄阿寒岳や阿寒湖、斜里岳、知床連山も見えて満足です。

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翌日は雄阿寒岳へ。晴天のもと登り始めましたがすぐにアクシデント発生で20分で下山。登山はやめて道東の海岸林などをめぐることに。IMG_5832太平洋に面した漁場をささえる豊かな海岸林。厚岸を望む尻羽岬や野付半島のナラワラなどを周りました。

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最終日はオホーツクの巨木を。まずは移動途中に清里町の「さくらの滝」でマスの遡上を観察。

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展望地は河岸がえぐれて崩落の恐れがあるので岸まで近寄れないようになっていますが跳ねているマスはしっかりと見ることができます。

昨年は雨で展望がなかった津別峠へ。雄阿寒岳と雌阿寒岳もしっかり確認。

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前回は周辺地の伐採など作業のために立ち入ることができなかった津別町の「双葉のミズナラ」にようやく会うことができました。

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最後は置戸町鹿の子沢の三本桂。見上げるほどの桂が圧巻です。

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北海道内に残る日本百名山は幌尻岳を残すのみ。来年再挑戦です。巨木たちや魅力的な北海道の山々はまだまだあるので、いろいろ組み合わせながら楽しんでいきましょう。

今回も道北と道東のピンネシリとマチネシリをめぐる偶然を楽しみましたしね!

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)