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2022.6.11 斜里岳

シーズン前の登山道点検整備。清里コースはスノーブリッジが残っています。

例年6月上旬の同時期に登るようにしていますが、今年は所用や天候でちょっと遅くなりました。とはいえ2016年までは清岳荘からスタートしてすぐの林道から残雪があり清里コースのほぼ全線、斜里岳神社まで雪で埋まっていて、7月上旬までスノーブリッジの処理をしなければならなかったのが嘘のよう。2017年以降はところどころにしかスノーブリッジが残らず6月下旬にはほぼ残っていない昨今です。登山コースの植生帯や土壌は降水期にはいっても残雪で守られていたのですが、雪が融けるのが早くなったことで流失が続いています。川の流れで河岸も削られています。

これまで長年に渡り岩場をへつっていたポイントは岸辺が流されて淵になってしまい、渡渉ルートの変更が必要です。

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清里コースの登山口から下二股、下二股から上二股の間の旧道には所々スノーブリッジが残っています。仙人洞前後、水蓮の滝下部、羽衣の滝下部、万丈の滝下部、見晴の滝手前、上二股下部などいずれも規模は大きくなく、6月下旬にはブリッジは落ちるでしょう。

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山中の残雪も少なく水量はこの時期としては少なめ。この日は全く靴を濡らすことはありませんでした。

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上二股から胸突八丁の取り付きまでは残雪があるものの、すぐに登山道が出ており上部では水の流れで洗掘されています。馬の背手前のガレ場から急傾斜の残雪。この日はキックステップが決まってサクサク登ることができ、下りは快適なグリセードでした。

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馬の背は東半分が露出していますが、雪融けで土壌が緩くなっているので土の上には入らないようにお願いします。入るとぬかるむところがありますよ。

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新道は雪渓を2ヶ所横断する他は残雪はわずか。竜神の池はちょっと湧水の勢いが弱いかな。

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林内ではミヤマエンレイソウが、尾根上ではキバナシャクナゲが開花していました。

IMG_4752スノーブリッジが残っていますから、ブリッジの構造や通過方法の知識がない方はご注意を。足跡がついていてもそれが適切なものであるとは限りませんし、あなたの順番で落ちるかもしれません。この日も朝にはなんとか通過できた箇所が帰りには落ちていました。

(滝澤:東オホーツクガイド協会 会員)