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2020.8.8-9 知床連山縦走

今回はプライベートガイドで硫黄山方面から羅臼岳岩尾別登山口へ向けて縦走1泊2日。

1泊2日で知床連山縦走をする場合どうしても時間に追われがちで、羅臼岳や硫黄山の山頂アタックをあきらめる場合もあります。今回は羅臼岳を登りたいということから、可能性を高めるために羅臼岳を2日目に持ってきました。8月9日から今年のカムイワッカ湯の滝方面のシャトルバス運行が始まるので、そうなるとバスの時間にも追われることにもなるからです。

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硫黄山カムイワッカ登山口からガスの中。硫黄川をとおるコースも少し湿ってコケが滑りやすい。

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硫黄山山頂をアタックしてから硫黄山第二前衛峰をとおって中の廊下へ。前衛峰から中の廊下へ下っていく斜面はアオノツガザクラの大群落でした。コケシ岩から知円別分岐の風は強いもののまだ普通に歩いて通過できましたが。。。

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シレトコスミレは花も終わり葉だけが残っています。そんなシレトコスミレが好む地形は非常に強い風で、体を風上に傾けながら通過。もっとも前回縦走した8月5日に比べればまだ強くありませんでしたが。

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南岳をすぎてからガスが抜けて青空も見えるように。硫黄山や二ッ池、国後島や斜里町ウトロの海岸線が明るく見えてきました。

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二ッ池テント指定地に到着。地の池の水は少なくなっています。

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ヒグマ対策としてテントの風下側に距離をとって湖畔で炊事と食事。テントサイトには我々のほかにもいて結構満杯でした。

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二日目もガスの中でスタート。モノクロの世界の中を歩きますが、時折、切れ切れですが遠くまでの展望が利きます。なによりミクリ沼やサシルイ岳の斜面のお花畑がカラフルでついつい足を止めます。

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サシルイ岳を降り始めること一気にガスが抜けていき空の青さとハイマツの緑が眩しくなりました。三ッ峰テント指定地も満杯に近い状況だったようです。

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羅臼岳山頂も入れ替わり立ち替わり多くの登山者で賑わっていました。今年はツアー登山が皆無ですが、少人数のグループが多く見られます。年齢層も若めでしょうか。念願の羅臼岳も登って余裕をもたせた計画よりも早い時間に下山することができました。

今回はガスで濡れた状態での行動となりましたが、風が強い中では手がかじかんできました。お盆を過ぎると気温自体が低くなってきます。秋山と思って装備や行動を決めてください。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)