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山のトイレを考えるフォーラム資料集に寄稿しています

山のトイレを考える会が開催しているフォーラムの資料集に、羅臼岳銀冷水の携帯トイレブースの開発について寄稿しました。

山のトイレを考える会は北海道内の山岳地と周辺部における登山者の屎尿処理の重要性を認識する個人と団体の集まりで、自然環境の保全のために様々活動をしています。フォーラムも毎年開催され、各地の事例発表やパネルディスカッションが行なわれています。

今回、第16回のフォーラムは「美瑛富士トイレ問題〜ついに山は動き出した」をテーマに3月14日に札幌市で開催されました。

フォーラムの様子などは資料集としてまとめられますが、今回、滝澤は「逆襲するトイレ、または、いかに使いやすい携帯トイレブースにできるか」と題し寄稿しています。2013年に設置された羅臼岳岩尾別コース銀冷水の携帯トイレブースの主に便座の開発経過について書かせていただきました。

知床山考舎ではこれまでの2010年の第11回フォーラムで「各山域の山トイレ事情」ということで羅臼岳について滝澤が発表、その要旨として「知床の山で携帯トイレを使っていただくために」を資料集に寄稿しています。2013年第14回フォーラム資料集には「羅臼岳・知床連山における携帯トイレの普及活動について」として環境省と調査業務受託業者と共著で寄稿。それには当時環境省アクティブレンジャーだった伊藤も執筆しています。滝澤は他に「今、アタリマエの再構築を」と題して、山のトイレ問題の背景となっている部分について寄稿しました。

資料集、多くの方々が様々な切り口で山のトイレについて書かれています。今回第16回の資料集は600円(送料込み)で販売されていますので興味のある方はぜひお求めください。それ以前の資料集は山のトイレを考える会のサイトから見ることができますよ。

山のトイレを考える会 ホームページ http://www.yamatoilet.jp/

●山トイレフォーラムの報告 からご覧ください。

美瑛富士のトイレ問題、3月11日に滝澤が講演した携帯トイレ導入に向けた勉強会もありましたが、今シーズンは注目ですよ。

(滝澤)