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2019.4.26 知床峠から羅臼岳南西ルンゼ入口

昨年11月に冬季間通行止になっていた知床横断道路が4月26日午前10時に開通。様子を見てきましたが、雪が少ないです。

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天候や路面状況が心配された26日でしたが、予定どおり開通。しかし斜里町側から上がっていくと標高600mあたりから濃いガスの中。標高738mの知床峠は路面は乾いていますが樹木など霧氷がついています。

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道路からすぐに羅臼岳に向かって歩き始めるわけですが、今期は雪が少なくハイマツが立ち上がりまくっています。ハイマツの島々を巡って上部に抜ける雪の水路を探して右往左往。

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ハイマツだけでなくいつもなら隠れているダケカンバなどの低木も雪面に出てきていて進路を妨げます。標高770m付近まで登れば広い雪面も出ますが、標高900m付近から再びハイマツが出てきました。この日はガスで見通しが50mくらいしか効きませんでしたがうまいこと南西ルンゼまで進めるルートに乗りました。ヤブが立ち上がっているので詰めることのできるルートは限られています。

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標高1000mでガスの上に出て南西ルンゼの全容が見えました。ありゃりゃぁ、です。ルンゼ下部と上部のヤブが立ち上がって分断されています。

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この日は前日からの用事の都合で出発が遅かったので、行動はここまで。振り返ると知西別岳も頭を見せていました。

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ガリガリの雪とヤブに引っかかりが多くてスキーが楽しめるのは標高900〜770m付近まで。下山して羅臼町側に降りてみると、知床峠から数百m走っただけでガスはなく、曇りながらも良い天気でした。羅臼岳の山容も見えています。23日には氷に覆われて真っ白だった山頂ドームが黒々と見えていました。

知床峠からの天頂山火口湖へのハイキングや羅臼岳登山はいかがですか?今年は雪は少なめですがゴールデンウィークから5月中旬までは楽しめそうです。羅臼湖や知西別岳もこのシーズンならではのお楽しみですよ。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージⅢ)