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2018.11.3-4 北海道山岳連盟 安全登山研修会

夏山シーズンの終わりを告げる北海道山岳連盟 日高登山研修所の毎年の閉所式はこの秋一番寒い朝で霜で冷えこんだ、でも日中は快晴で暖かな二日間でした。併せて行われる安全登山研修会などで滝澤は講師を務めました。

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研修所の大掃除後の全体での研修会では、これからの積雪期での傷病者を運ぶためのシート搬送についてやらせていただきました。まずは冬山に持っていくはずの最小限の装備、ツェルトとスリングなどで。参加者の中の山岳上級指導員のみなさんに急遽お願いして作業してもらったところ20分で完成。続いて遭難対策委員長が試作している搬送シートの紹介。

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さらに遭難対策で出動する機会が多い方が常備している搬送装備キットを使って山岳指導員のみなさんに作業してもらうと10分ほどで完成でした。最後は北海道の山岳ガイドが考案して多く使われてきているツェルトとしても使用できるシートを紹介しましたが、こちらは牽引のセットまで含めても数分で完了です。短時間でしたが様々な方法や工夫があることを比較しながら紹介することができました。

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二日目は安全登山研修会として登山やクライミングなどに別れての研修。滝澤はシェルター構築について研修を講師。登山でのシェルター構築となるとどうしてもビバークとなりますが、ビバークにはフォースト・ビバーク(不時露営)とフォーカスト・ビバーク(計画露営)があることなど座学から。フォースト・ビバーク時の注意点も重要ですが、軽量・コンパクトなギアとしてツェルトやシェルターを積極的な利用するウルトラライトハイキングなどフォーカスト・ビバークについても紹介しました。

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実技としてロープワークではトートライン・ヒッチなどまさに張り綱のためのものをいくつかピックアップ。いずれもハーフヒッチの組み合わせてであることを知ってもらうことで理解しやすくなるように考えてみましたが、いかがだったでしょう?最後は自主練習ということで各自のツェルトを実際に展開してみましたが、みなさん新品で張り綱もつけていない方が多い状況。座学も含め、非常時にすぐに使えるように手を加えたり、あらかじめ練習しておくことの重要性について考えてもらって研修を終了しました。ザックから引っ張り出さないで済むなら、それにこしたことはないですが、いざとなったら躊躇なく使えるようにしておきましょう!

(滝澤:山岳上級指導員)

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