素晴らしい天気のもと知床連山を貸切りで満喫しました。トップの写真は硫黄山山頂から知床連山から阿寒の山々まで。
初日の羅臼岳山頂で日帰りの登山者のみなさんを見送ってしまってからはカムイワッカ登山口に下山するまでは誰にも会わず。クライアント2名とガイドの滝澤の3名の完全貸切り。羅臼岳山頂こそ雲に切れ切れの展望でしたが、その後の2日目、3日目は澄んだ空気に斜里岳や阿寒の山々まで展望。羅臼側は雲海に沈み、そこから頭を出す国後島の山々も見事でした。
C1は三ッ峰テントサイト。この時期で晴れが続いたので、そろそろ水場の心配。銀冷水で汲んで登りましたが、時間さえかければ確保可能な状態。パイプからは出ていませんが根元あたりからはかろうじて滴って溜まっています。
サシルイ岳やオッカバケ岳の北側斜面に雪渓が残っているので後数日は困らないでしょう。
二ッ池で水の残っている地の池はずいぶん小さくなってきました。
第一火口テントサイトの雪渓は上り下りもしやすくなってきました。崩れやすい斜面に入って植生を痛めたり底部の苔を踏んだりしないようにしてほしいものです。たっぷり残っている雪渓のおかげで水は盤石。日本庭園も素晴らしい。
硫黄山コースの硫黄川内の滝、F2、F1は滝の下部には雪が残っていますが、いずれも高巻きとなります。
8月1日からカムイワッカ方面は自動車利用適正化でシャトルバス運行期間。バスの時間までカムイワッカ湯の滝を一の滝まで登って足を癒しました。バスのチケットは入山前に斜里かウトロのバスターミナルで下山日と乗車時間に合わせて事前購入しておいてください。
テント泊での縦走登山は初めてというお二人に、最高の天気と景色で知床をお楽しみいただけました。
(滝澤:JMGA登山ガイドステージⅢ)
※クライアントの希望によりお二人が写っている映像は使用していません
いつも拝見させていただいております。
8/13にソロで縦走を計画しているのですが、雪渓など軽アイゼンは必要な道程でしょうか?
コメントありがとうございます。
雪の上を歩くのは、縦走路ではサシルイ岳北側の雪渓のみで、緩傾斜に距離にして200mほどです。第一火口分岐とテントサイト間の雪渓はやや傾斜ありで80mほどありますが、私たちはアイゼンなしで行動しました。
(滝澤)
ありがとうございます。
いただいた情報を参考にさせていただきます。
よろしくお願い致します。
滝澤さま
本日、日帰りでの羅臼岳→硫黄山縦走を無事終了しました。
いただいた情報大変助かりました。
改めまして、ありがとうございました。
二つ池手前でお客さんを案内していた伊藤さんにお会いして少しお話しさせていただきました。
よろしくお伝え下さい。