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2018.7.28 羅臼岳

今シーズン最高の展望を楽しみました。

寒くて雨がちだったオホーツクですが、7月25日午後あたりから気温も天気も上がってきました。26日には斜里の平野部でも30度に。28日も気温は上がりましたが、山の上も暑くなりましたが、ちょうどよく風が抜けてくれていました。

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これだけ暑いと霞そうなものですが、この日はすっきりと遠望がききました。半島先端部は知床岳まで、基部に至っては斜里岳をこえて阿寒の山々もディテールがはっきりとわかります。その背後の東大雪や北大雪の山々までうっすらと見えていました。

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大沢の雪渓は縮小、分断されて軽アイゼンなども不要となりました。ルートには規制ロープを張ってあります。残念ながらわずかな雪を避けてお花畑に入り込む登山者が非常に多く見られます。雪解けが遅くなったことで雪上を行動できない、想定していない登山者が多くなった時期と重なったためでしょう。道のように見えているところはすでに歩かれてしまったかつてはお花畑だった場所です。歩く場所を確認、見極めてください。踏まれたお花畑は回復することなくその後の雨で土壌が流れていって裸地が広がっていきます。不用意な一歩は荒廃の第一歩になります。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージⅢ)