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2017.9.21-23 羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳

台風が抜けた後の不安定な天気の中の三座となりました。


羅臼岳は雨の予報。終日雨を覚悟していましたが、雨脚も強くなく降ったり止んだり。先日の台風で斜里町ウトロでは記録的な時間当たりの水量を記録しましたが、その際の水流で極楽平などはさらにガリー化が進んでしまいました。


大沢からは風が強く、山頂は強風。時折雲が円弧に切れてオホーツク海や山裾の森が見えることから笠雲の中にいることがわかります。


仙人坂まで下山すると青空も出てきて明日の斜里岳に期待です。


斜里岳は朝から快晴。ひんやりした空気に紅葉が鮮やかです。林道の水たまりに残されたヒグマの足跡も鮮やか。。。


台風で沢の中の流れが変わり石が流されたり流木でダムが出来て段差ができたりと渡渉点などが変わってしまいました。この二年くらいは歩きやすい配置になっていたのに残念。


山頂からは能取岬もその奥まで霞少なくくっきりと見えるなど全周遠方まで展望が広がりました。


雌阿寒岳は三座の中では一番楽に登れると考えている方が多いのですが、実は一番登頂できない、と斜里岳下山後のレクチャーでお伝えします。九合目から山頂にかけてが強風の場合行動できなくなるからです。今回も三合目のハイマツ帯から風を受けはじめました。九合目で帽子をしまい、ジャケットのジッパーなどを閉めるなど確認、また、強風下でも行動できるよう姿勢などの最終確認をしてから出発。風に揺さぶられ、姿勢を低くしながら歩くなどして山頂に立ちました。下山時にはガスが抜けて火口壁や赤沼が姿を現し歓声が上がりました。


昨年は台風で中止になったこの旅行代理店様のツアー。二年越しに楽しみにされていたお客様もいらっしゃいました。羅臼岳と雌阿寒岳からの展望を見ていただきたいので、また、ぜひおいでください!

(滝澤:JMGA登山ガイドステージⅢ)