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2016.10.29-30 搬送とラッピング研修会

北海道山岳連盟 日高登山研修所の今シーズンの閉所式に合わせて山岳指導員義務研修を開催しました。滝澤は搬送の講師でした。

搬送の講習会となると、救助に向かっての大掛かりな内容のものが多いのですが、今回は短距離、短時間の搬送をメインにおこないました。事故などが落石があったり足場の悪い場所で発生した場合、要救助者を安全な場所までとりあえず動かさなければならない場合にどのような方法があるかを実際に搬送しながら確認してもらいました。

ロープで作ったループやザックを使った搬送も体験してもらいましたが、パーティーでのほとんど器材を使用しないセルフレスキューということでおこないました。器材はあればあるほど安全性や快適性は向上しますが日常の登山で持っていかないものを使っても訓練のための訓練にしかなりませんからね。

パーティーでのセルフレスキューでの搬送から救助隊に引き継いだ場合に必要となる低体温ラッピングもデモンストレーション。北海道警察方式のラッピングを先ごろ開催された大規模な合同訓練に参加した指導員が解説しながら手ぎわよく作成、スケッドストレッチャーへの積みこみまでおこない研修を終えました。

今回の講習内容は使うようなことにならないことが最も重要です。残念ながら実施しなければならない時は躊躇なく実行できるようにしたいものです。

(滝澤:山岳上級指導員、主任検定員)