IMG_2112

2016.6.25 硫黄山

ガスの中を登り青空に、しかし雨に、と天気が移り変わる知床硫黄山となりました。

近郊の町で山を楽しむ仲間どうしが今回のクライアント。そのうちお二人は長時間の山行は初めてで道産子とはいえ雪の上の行動も初経験ということでした。

IMG_2086

カムイワッカ湯の滝から登山口まで徒歩で通行するための特例利用申請は事前にファクシミリで提出済み。硫黄山や知床連山を縦走する方は忘れずに提出してくださいね。ガスの中の歩き出しになりましたが、硫黄採掘地跡より手前の展望地でガスの上に出ました。青空が広がっています。本格的山行が初めてというお二人の女性は晴れ女を自称していましたが、どうやら本当のようです。

IMG_2097

新噴火口からは火山性の土壌を好むエゾイソツツジが花盛り。ハイマツ帯の中にも彩りを添えていました。

IMG_2099

沢出合からは硫黄川の登山コースは雪に埋まっていますが、例年同時期より少なめです。F1、F2の滝の落ち口もそろそろ注意が必要になっています。F2を超えてそろそろ沢が狭くなりだすあたりの左岸の露頭が崩落して雪上に軽乗用車ほどの石が乗っています。不安定になっていますから今後どうなることやら。

大岩分岐から硫黄分岐までは雪もなくガイドロープやペイントもわかりますが、硫黄分岐から硫黄山山頂方面、縦走路方面は急斜面の残雪が残っています。道迷いや滑落に注意を。

IMG_2106

山頂は咲き始めのイワウメやエゾツガザクラ、チングルマ、ミネズオウ、メアカンキンバイで賑やかになってきていました。思いがけず羅臼岳や国後島、知床岳と展望が楽しめたみなさんは喜んでいました。ただし、私が期待していたシレトコスミレは残念ながら開花している株に出会えませんでした。

IMG_2122

下山を開始する頃からは予報どおり風と雨に。疲れがみられたのので休憩を増やすなどしたことで予定の下山時間を一時間オーバーしての長時間の山行になりました。晴れあり雨あり、雪あり岩あり、と、盛りだくさんの登山になりました。これからも仲間たちでいろいろな山を楽しんでくださいね。またのガイドのリクエストお待ちしています!

(滝澤)