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2014.12.6-7 遭難対策研修会

北海道山岳連盟遭難対策委員会の研修会が上富良野町吹上温泉白銀荘で開催され出席しました。山岳指導員の研修会では最近は講師として理論や基本の技術をお伝えしているのですが、遭難対策研修会では受講者として出席です。遭難対策に出動している方々の実戦での話や技術を知ることができる機会です。
今シーズンは滝澤自体の遭難対策出動は無しでしたが、機会ある毎に点検は必要です。
研修ではとある確保の方法を幾パターンも体験し、型にとらわれずに確実に確保できる自分のパターンを見つけることが行われました。指導員研修ではどうしても型を伝える必要があるわけで、その意味では複数のパターンを行う中で利点や操作性などを再確認できる機会ともなりました。
実戦的な内容の遭難対策研修会も、現場対応技術中心から予防も考慮してということで、道岳連会員以外の一般からも複数名の参加がありました。登山者層の広がりや利用形態の変化など遭難対策も対応していかなければならないことが多くありますね。自分自身もガイドとして遭難は出してはいけない立場にあることも含めいろいろ考えています。
(滝澤)