北海道の冬山では山スキーを使うことが多くあり、スキー自体も楽しみの一つです。今回は初心者などを対象に安全に楽しく山岳スキーを楽しむための研修会が北海道山岳連盟指導委員会・山岳スキー運営委員会により開催されました。
今回は連盟所属の山岳会員の他に組織に属さない個人会員のみなさんも参加いただき30名をこえる大人数となりました。
19日は札幌国際スキー場で滑走の確認。ゲレンデとはいえ今シーズン初滑りの方が多く、経験者は感を取り戻すこと、初心者は基本の滑走を学びました。
夕方から夜は宿で座学。目的地までの方位角度や距離などを書き出していくベアリングや、等高線の数からする傾斜を割り出す方法などを学びました。滝澤は指導員として冬山の基礎知識、環境や雪崩、低体温症などの講義を担当しました。
20日は定山渓の奥、豊羽鉱山跡から大沼山を目指しました。まだ雪が少なくブッシュも立っていましたが、山スキーのシーズン初めを良い感じでスタートできたのではないでしょうか。
(滝澤)