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2015.8.16-20 幌尻岳

いつも知床山考舎をご利用いただいているお二人からのリクエストで幌尻岳に。荒天で幌尻山荘に停滞一日となりました。

16日は合流してとよぬか山荘へ移動。渡渉があるのでザックに大きなポリ袋を入れてしっかり防水パッキングしてもらいました。

17日は1時間弱かけてシャトルバスで移動。そこから林道2時間強、取水施設から川に沿って約1時間で本格的な渡渉となります。この日は水量も少なく約1時間で苦もなく幌尻山荘に。まだお盆シーズンのため宿泊者も少なく余裕がありました。

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18日は幌尻岳から戸蔦別岳を回って幌尻山荘に戻るアタック日でしたが朝から不穏な天気。3時から朝食の準備は始めたもののお茶だけにして停滞を決定しました。徐々に風雨が増し幌尻山荘は谷の中だというのにものが煽られるくらい。沢の水量も増して昼の便は欠航に。山荘からアタックした登山者は命の泉あたりで無理と判断して下山してきましたが、朝一番のバスで日帰り予定で登ってきた単独登山者は頂上直前まで行って這々の体で低体温症の直前に下山してきました。小屋まで戻れたので事無きでしたが。。。

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19日は天候回復の予想でアタック開始。ただし、昨日までの雨でルートや沢なかのコンデションが良くないので幌尻岳往復に変更。しかし朝から霧雨。昨日のような風がないのが幸いです。カールの縁ではウメバチソウやオヤマノリンドウ、ミヤマリンドウなどまだお花を見る事ができましたが、景色は真っ白。山頂部は強風で写真を撮ったら即下山となりました。時折空が明るくなり期待させながら全く晴れません。幌尻山荘に帰着するあたりから陽が差しはじめましたが昨日から降り続いた雨で沢は増水しており、明日の下山が心配です。

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20日は水量は減ってきましたが想定より多い状態。行動には問題無しとして出発。ただしシャトルバスの時間に合わせてはいるものの行動時間には余裕はもたせ早出しました。我々は問題無しでしたが、朝一便のバスで上がってきた登山者には、流されて頭からずぶ濡れの方が複数いました。取水施設に到着する頃から雲が切れて青空が見え出し、長い林道歩きですが気持ちは晴れ晴れしていました。林道脇のミヤマダイモンジソウも楽しむことができました。

今回は停滞を一日とりましたが、計画は幌尻山荘2泊3日+停滞日2日で、食料や燃料は余裕がありました。その分お客様にも行動や気持ち的にも余裕を持ってもらえたと思います。

(滝澤)