2026年6月22日 硫黄山、23〜25日 知床連山縦走路、29日 羅臼岳岩尾別コースの巡視により得られた登山道の状況についてお知らせします。
記載の区間は現地設置の標柱等を基準にしています。
なお、これらの情報は知床山考舎が環境省の登山道管理業務中に収集した情報を関係機関に提供したものですが、公式のWebページでの公開が遅れていることから、斜里町から許しを得てアップさせてもらうこととしました。同様の情報は斜里町のサイトにもアップされますが、表現等が違う場合があります。
□羅臼岳 岩尾別コース(最終巡視日:6月25日、29日)
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岩尾別登山口〜オホーツク展望
- 積雪はありません。オホーツク展望周辺はアリの巣があります。
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オホーツク展望〜弥三吉水
- 積雪はありません。560m岩峰や650m岩峰の周辺はアリの巣があります。現地に注意を促す表示がありますので一層注意して通行してください。
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弥三吉水〜極楽平 北〜極楽平 南
- 積雪はありません。登山道が洗掘により崩れている箇所があります。
- 弥三吉水は湧水ですが浄化することをお勧めします。
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極楽平 南〜仙人坂〜銀冷水
- 積雪はありません。仙人坂の沢型の雪渓も消滅しています。
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銀冷水〜羽衣峠
- 積雪はありません。
- 銀冷水は沢水のため浄化することをお勧めします。
- 携帯トイレブースは使用可能です。使用済みの携帯トイレは下山後に回収ボックスに廃棄してください。
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羽衣峠〜大沢入口
- 6月29日現在、登山道が横断する2か所の沢型に積雪があります。それぞれの幅は数メートルで、キックステップで通過可能です。
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大沢入口〜羅臼平
- 6月25日現在、積雪があります。雪渓はすでに分断していて第一の岩場や第二の岩場などの登山道は露出しています。第一の岩場と第二の岩場の間に急傾斜で雪が残っています。7月5日には大沢中部の登山道上の積雪はほぼ無くなることが予想されます。上部と下部には残っていることが予想されますが、この部分の傾斜は緩やかです。
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羅臼平〜岩清水分岐〜岩清水
- 積雪はありません。
- 岩清水は融雪水や雨水のため浄化することをお勧めします。
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岩清水〜羅臼岳山頂
- 6月25日現在、第一ノ肩雪田に急傾斜で雪が残っていて、7月5日以降も残ることが予想されます。雪渓上に歩行ルートを示すルート旗やロープが展開される予定です。これを外れて登降すると、踏み抜きや滑落時に下部の岩にぶつかる可能性が高くなります。
- 第二ノ肩から山頂直下にも雪が残っていますが、登山道に残っている部分はわずかで、7月5日には消滅することが予想されます。
□硫黄山(最終巡視日:6月23日)
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硫黄山登山口〜硫黄採掘地跡
- 6月29日現在、登山口のあるカムイワッカ地区では問題行動を繰り返すヒグマが確認されています。状況により知床五湖ゲートから道路の通行止めなども検討されています。
- 登山口周辺での車両の駐車は現地の表示板などの指示に従ってください。
- 積雪はありません。登山道は植物が繁茂して見通しの悪い箇所があります。
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硫黄採掘地跡〜新噴火口最上部
- 積雪はありません。新噴火口周辺は岩などに描かれたマーキングを確認しながら行動してください。
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新噴火口最上部〜沢出合
- 積雪はありません。
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沢出合〜硫黄川〜尾根大岩
- 6月23日現在、第一ノ滝まで断続して積雪があります。踏み抜きに注意。
- 第一ノ滝、第二ノ滝は雪渓に埋まっていましたが、7月5日には融雪が進み滝の落口や岩壁との間のひび割れが大きく口を開いて、雪渓上の通過ができないことが予想されます。それぞれの滝の高巻きルートを通過してください。
- 第二ノ滝から上部も断続的に積雪があります。
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尾根大岩〜硫黄山分岐
- 積雪はありません。
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硫黄分岐〜硫黄山山頂
- 硫黄分岐周辺に急傾斜で積雪があります。7月5日以降も残ることが予想されます。滑落した場合下部の岩場に激突する可能性があります。
□羅臼岳 羅臼温泉コース(最終巡視日:6月29日)
※滝澤はノーデータですが、屏風岩〜お花畑分岐などの雪渓は例年通り発達して残っているようです。
□知床連山縦走路(最終巡視日:6月23〜25日)
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羅臼平テントサイト
- 羅臼平のフードロッカー(1基)は利用可能です
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羅臼平〜三ッ峰上部
- 羅臼平のフードロッカー(1基)は利用可能です
- 6月25日現在は三ッ峰南西雪田が登山道に一部がかかっていますが、7月5日は無くなることが予想されます。
- 6月25日の巡視時に三ッ峰南西雪田で採食している通常行動中のヒグマが確認されています。
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三ッ峰上部〜三ッ峰テントサイト
- 上部の雪田は縮小していて登山道にもかかっていません。
北東斜面は傾斜が緩くなってからテントサイト近くまで雪田が続いていて、7月5日以降も残ることが予想されます。
- 上部の雪田は縮小していて登山道にもかかっていません。
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三ッ峰テントサイト
- 2箇所のテントサイトは両方とも乾いていて利用可能です。フードロッカー(2基)は利用可能です。
- テントサイトに挟まれる位置にある水場は6月25日現在は積雪の下でしたが7月5日には露出することが予想されます。水は三ッ峰北東斜面からの融雪水なので浄化することをお勧めします。なお、融雪が水場に供給されているので、三ッ峰北東斜面からテントサイトの区間は汚染しないように留意してください。
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三ッ峰テントサイト〜サシルイ岳
- 6月24日現在はサシルイ岳南西斜面の雪田は中段より上部が残っています。7月5日は上部を残して縮小することが予想されます。
- 6月24日現在はサシルイ岳上部に登山道にかかるように残雪がありますが、7月5日には消滅することが予想されます。
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サシルイ岳〜ミクリ沼
- サシルイ岳北東斜面には大きく雪渓が残っています。傾斜は急ではありません。
- 6月24日現在はミクリ沼周辺は積雪下ですが、7月5日には登山道も含め露出することが予想されます。
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ミクリ沼〜オッカバケ岳
- 積雪はありません。
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オッカバケ岳〜二ッ池
- 6月24日現在、オッカバケ岳北東斜面には雪田が大きく残っていて、登山道はほぼ埋没しています。7月5日はほとんどの登山道は露出することが予想されますが、ロックガーデンなどには残ることが予想されます。雪田下部で水場となる登山道から南西にある雪田は、今年は規模が小さいため例年より早めに消滅する可能性があります。
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二ッ池テントサイト
- 南岳分岐側のテントサイトは利用可能です。オッカバケ岳側のテントサイトは6月24日現在積雪下となっています。なお、オッカバケ岳側のテントサイトは通常はロープで規制していて、8月中旬などの混雑期のみ利用可能です。
- フードロッカー(2基)は利用可能です。
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二ッ池〜南岳分岐〜南岳
- 積雪はありません。
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南岳〜風衝地〜知円別平〜知円別分岐
- 6月24日現在、知円別平に積雪がありますが、7月5日は消滅することが予想されます。
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知円別分岐〜中ノ廊下(コケシ岩)〜第二前衛峰
- 知円別分岐から中ノ廊下に渡るトラバース部分は崩落が進んでいるので落石に注意が必要です。
中ノ廊下も部分的に崩落が進んでいるので転落に注意が必要です。 - 6月23日現在、第二前衛峰南西斜面には急傾斜で雪渓があり、7月5日以降も残ることが予想されます。雪渓下部は融雪進んでいてすでに地面が露出しているので、滑落した場合は岩などに激突する可能性があります。
- 知円別分岐から中ノ廊下に渡るトラバース部分は崩落が進んでいるので落石に注意が必要です。
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第二前衛峰〜第一火口分岐
- 積雪はありません。
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第一火口分岐〜第一火口
- 6月23日現在、第一前衛峰南側に残雪があり登山ルートが不明瞭ですが、7月5日には雪はほぼ無くなることが予想されます。
- 6月23日現在、第一火口の雪渓は大きく残っていますが、例年よりは少ないことから、テントサイトに直接至る斜面は急傾斜となっていて、下部の岩も露出しています。6月23日は雪渓上部を西側に通過できましたが、すでに雪面にクラック(ひび割れ)が走り、ラントクルフト(岩場との隙間)も発生していました。
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第一火口テントサイト
- 6月24日現在、テントサイト中央部は積雪下になっていて、テントが張れる場所は限られていましたが、7月5日には露出する可能性があります。
- 6月24日現在、フードロッカー(2基)は積雪下になっていて利用できませんでしたが、7月5日には露出する可能性があります。
- 6月24日現在、テントサイトに広がる雪渓の西側末端の融雪の流れ出しで採水可能でした。融雪水なので浄化をお勧めします。なお、雪渓からの融雪水の採水となるので、雪渓や雪渓周辺は汚染しないように留意してください。
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第一火口分岐〜第三火口〜硫黄山分岐(硫黄山登山口方面)
- 第一火口分岐から第三火口の間の登山道上に2025年に落石があり、大きな石をつたって迂回するようになった箇所があります。
- 6月23日現在、第三火口の硫黄山側斜面上部に残雪がありますが、7月5日には無くなる可能性があります。
- 6月23日現在、第三火口と硫黄山分岐間の登山道のトラバース部分は急傾斜の雪渓となっていて、7月5日以降も例年同様に残ることが予想されます。トラバース部分の下流側の岩場が露出しているため、滑落した場合は岩などに激突します。




















