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2025.10.4 西別岳〜摩周岳〜裏摩周展望台

秋の一日、山と湖を巡るのんびりトレイル歩き。

秋の色に染まった山や森を楽しみにしているお客様。今回は西別小屋に前泊して北海道東トレイルの一部を一日のんびり歩くことにしました。

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抜けるような青空の下、がまん坂を登れば根釧原野の大展望が広がります。

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登山道の冬仕舞いが進んでいてガイドロープなどは取り外されていました。

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摩周岳の格好の良いこと!摩周湖の青も鮮やかです。西別岳の山頂に到着する頃に一度曇り空に。気温もグッと下がりました。西別岳からヌ牛別岳を経由して摩周岳へ。

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摩周岳登頂直後は展望がありませんでしたが、徐々に良い景色が広がってきました。この後に向かう裏摩周展望台も姿を見せてくれました。

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摩周岳から分岐まで戻りたっぷり時間をとって昼食。さらに西別岳方面に戻ったところから「裏摩周外輪山・神の子池トレイル」へ。エゾライチョウがしばらく先導してくれました。

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摩周湖沿いに回り込んでいくトレイルに合わせて姿を変えていく摩周岳や、温泉富士など標津方面の山々を見ながらのんびりと8時間強かけて裏摩周展望台に抜けました。

西別岳や摩周岳は以前から手軽に登れる山として人気がありましたが、この日は多くの登山者で賑わっていました。摩周湖第一展望台方面から摩周岳の往復登山の方々も多くみられました。羅臼岳など知床連山の登山道が8月のヒグマ事故以来通行止めになっていたり、雌阿寒岳も9月から噴火警戒レベル2で山頂を踏めないため、登山者が分散していることもあるかもしれませんが、国立公園としての標識整備や北海道東トレイルの情報発信などで登りやすくなったこともあるでしょう。

北海道東トレイルを一度に、はなかなかハードルが高いですが、少しずつ歩いて繋げていくのも楽しそうですよ。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)