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2015.7.7 羅臼岳大沢の状況

今年度も環境省の登山道管理業務を知床山考舎で落札、契約することができましたので、羅臼岳や硫黄山、縦走路で作業を進めています。例年であれば羅臼岳岩尾別コースの大沢では登山道を示すガイドロープが展開されているところですが、7日の時点でもほぼ全線雪の下です。

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大沢入口から

とは言うものの最も傾斜が急になる第二の岩場から下部のフォールラインは、第一の岩場右岸に向いてきており、雪がとけて開いた口には露出した岩が出ています。今後、融雪により傾斜も増し、岩場の露出も多くなってきますので、滑落には注意を。

最近は軽く素早く行動できる靴が多いですが、そのようなものは靴底が柔らかくパターンが浅いので、残雪や雪渓での行動に向きません。ステップを切ることができずスリップしやすいのです。軽アイゼンなどでそれらの弱点はカバーできますが、そのアイゼンも6本爪かそれ以上、またはチェーンなどで靴全体を覆うようなものを選ぶべきです。土踏まずだけの4本爪では傾斜にかかりません。

(滝澤)