IMG_8819

2025.6.20-21 十勝連峰 上ホロカメットク山〜富良野岳〜原始ヶ原

荒々しい上ホロカメットク山からお花の富良野岳、湿原の原始ヶ原と巡りました。

IMG_8804

十勝岳温泉から入山。上富良野岳への登りには雪が残っているところも。

IMG_8808

雪が切れて階段が長く続きますが、高山植物の彩りに癒されます。

IMG_8817

上ホロカメットク山避難小屋に入る前に水の補給を。雪渓が大きく残っていますが流れ出しているのは写真の右のハズレになります。

IMG_8826

翌朝はガスで風も出てきました。しっかりと朝食をとってから出発。濡れるほどのガスではないのですがハイマツは水滴をつけはじめたので雨具のパンツは着用。上着は風を避ける程度に。

IMG_8846

ガスで展望が楽しめない分、足元の高山植物を見ながら。三峰山ではシマリスが姿を見せてくれました。

IMG_8849

ガスも切れ切れになり十勝岳や遠く旭岳まで見える時も。

IMG_8862

富良野岳はさすがにお花の山でエゾハクサンイチゲが斜面に広がっていました。山頂直前の急傾斜地には雪が残り、私たちはキックとピッケルでステップを切って進みましたが、雪面を避けて植生帯を踏み荒らして行動している方々も。ますます登山道もお花畑も荒れてしまうのに。。。富良野岳山頂は今回一番の強い風でした。下山をはじめると原始ヶ原が姿を見せはじめました。

IMG_8883

原始ヶ原は乾燥していて歩きやすかったのは良いのですが、楽しみしていた植物たちは少なめでした。

IMG_8830

北海道西部では荒れた天気になっていましたが、雨にも当たらず下山することができました。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)