あいにくの天気でしたが、熱望していた羅臼岳の山頂に立つことができました。
昼頃には雨になる予報のもと05時30分に岩尾別登山口を出発。夏なら05時00分には出発するのですが、秋になったので日没も遅くなり足元が明るくなるのを待って歩き出しました。
弥三吉水あたりから時折ガス雨。濡れるほどではなかったのですが、大沢では風が抜けてきてわずかな雨でも濡れるでしょうから、銀冷水で雨具着用。幸い雨足も風も強くなりませんでしたが、羅臼平から上部は肌寒くなりました。
山頂のみ強風といういつもの羅臼岳。一瞬でしたがオホーツク海や知床五湖、ウトロの街が見えました。山頂看板で記念写真を撮って三角点を見たら速攻で一段下がって、岩の間で休憩。下山は湿った岩や積もった落ち葉に気をつけて。計画した16時の10分前に下山しました。
何度も知床を訪れていたお客様にとって羅臼岳は絶対に立ってみたい山頂だったとのこと。希望を叶えることができてガイドとしても嬉しい日になりました。
(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)