愛山渓から沼ノ平を眺めながら大雪山の中でも荒々しい山並みを抜けて御鉢平へ。黒岳石室に泊まってお鉢を回って裾合平に。

愛山渓-沼ノ平から沼ノ原-クチャンベツ登山口に2泊3日で計画しましたが台風5号の影響を考え、前日の段階で1泊2日で計画変更。御鉢平を回って裾合平から姿見に下山することに。前泊は愛山渓倶楽部のロッジでゆっくり。

三十三曲、滝ノ上分岐から永山岳へ。山の日の連休のためか多くの日帰り登山者に抜かれながら沼ノ平を振り返ります。

気温は高めでしたが抜ける風は気持ちよく汗もすぐ乾きます。各山頂など風が弱まるところではセミやトンボが集まっていてうるさいくらい。

永山岳から安足間岳、比布岳、また愛別岳と大雪山の中でも荒々しい景色が続きます。

北鎮岳にかかる頃から雲が広がりだしました。歩みを速めて黒岳石室に到着しましたがテントサイトはいっぱい。我々以降は石室に案内されました。

石室で過ごした翌朝、昨日後半の天気を予想していましたが、良い天気！とはいえ夕方には崩れてきそうなので早めの行動開始。

昨日は御鉢平の北側を回ったので2日目は南側を。赤石川を渡ります。この日はワタスゲがきれいでした。

 

北海岳からは大展望。澄んだ空気にトムラウシ山も十勝連峰も東大雪も北大雪もすっきりと見えていました。十勝岳などは火山の荒れた斜面まですっかりわかるくらいクリアな視界でしたが、時間とともに十勝平野側から雲が谷筋を通って、またトムラウシ山の山頂にも傘がかぶりはじめました。

 

中岳分岐から中岳温泉に降りて足湯を楽しみ裾合平へ。昨日歩いた山々を横に見ながら。

裾合分岐から旭岳を回り込むように進むと秋の花々が広がっていました。次は銀泉台から入山して、など来年の計画を語りながらロープウェイ姿見駅へ下山しました。

（滝澤：JMGA登山ガイドステージIII）