11月1日に登山口に通じる道路が冬期通行止めになる斜里岳に。日陰は日中でも凍っていました。

登山口の清岳荘も9月24日には今シーズンの営業を終了して、この時期に登る登山者は本当にわずか。この日も私ともう一人しか登っていません。

秋のシーズンは水量が少ないものですが、ここまで標高の高いところの降雪が融けたためでしょうか、思ったよりあります。ルート上も沢の中のステップも落ち葉が積もっていて、地面の凹凸や水深がわからなかったりする箇所もあるので初見の方は大変でしょう。

沢の中に陽がさして岩の表面の氷が融けるだろう時間を狙って登りはじめましたが、旧道の沢の最後は縁の方がまだ凍っていました。新道も日中も陽が当たらない場所は霜柱や雪が残っていました。

この日は阿寒方面までの視界はなかったものの、斜里平野や知床連山、屈斜路湖や摩周湖は望むことができました。

11月1日（水）午前11時から来年2024年5月31日（金）まで北海道道857号 江南清里停車場線は冬期間通行止めになります。開通は例年6月1日ですが、土曜日に当たっているので早くなっていますね。

（滝澤：知床山考舎 代表）