旅行会社のツアーガイドで斜里岳と雌阿寒岳に。ガスと強風の斜里岳と晴天の雌阿寒岳と、両極端の天気でした。
7日は斜里岳清里コース旧道〜新道へ。午後には少しは天気も回復するのではと期待して出発しましたが終日ガスと強い風でした。
幸いなことに北西の風だったので胸突八丁から山頂までの風当たりが弱く、山頂を踏むことができました。
そのかわり新道の熊見峠手前は強風。風にバランスを崩さないよう身を屈めて通過しました。
翌8日は朝から高く青空が広がりました。久しぶりの北海道らしいドライな空気です。昨日何も展望がなかったのを取り返すように、この日は大展望。東大雪の奥に十勝連峰や表大雪の山々が山頂を見せてくれました。
昨日の斜里岳では旧道の沢の中や山頂などの岩場での安全確保のためヘルメットを着用しましたが、雌阿寒岳では活火山であることに留意してヘルメットをザックに携行していただきました。雌阿寒岳九合目からの噴気や赤沼、山頂の地形はまさに火山を体感です。それにしても赤沼、大きくないですか?
山頂からも阿寒湖や雄阿寒岳はもちろん、昨日山頂に立った斜里岳がしっかり見えていました。少し時間をおくと知床連山も姿を見せてくれました。阿寒富士や青沼も美しく、釧路湿原方面も望めました。
登山2日間に前後日程を加えた4日間の余裕のあるツアーでした。展望に恵まれなかった斜里岳にはぜひ再挑戦していただきたいと思います。