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2023.7.27-29 羅臼岳

非常に暑い日が続いた羅臼岳。花々は早くも盛夏のものを通り過ぎようとしています。

大雪山縦走ガイドが悪天候でキャンセルになったので急遽入った業務登山で羅臼平にベースキャンプを置いて作業していました。初日は弥三吉水から水を4リットル荷揚げして、以降は岩清水か羅臼平から羅臼側に降りた雪渓から、と考えていました。

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岩清水は日中の滴りを頼るのは厳しくなってきました。岩石帯の内部に閉じ込められていた雪氷の在庫がなくなり、降雨直後や朝露、ガス(霧)の表流水に頼る状況となっています。一カ所の滴りに容器をかかげても思うように集められませんから、プラスティックバックやシートを広げて複数の滴りを集めることをお勧めします。明け方までガス気味だった28日朝は15分で1.5リットル採水できました。

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岩清水で採水が難しい場合は羅臼平から羅臼側に雪渓を降りることになりますが、水を汲むには結構降ります。そして急です。滑落しないように。水を汲みに行かない方々にお願いです。雪渓をトイレにしないで!貴重な水場につながっている言わば水源地を汚染しないでください。

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ツアー登山も復活して多くの登山者で賑わうようになりましたが、トイレのマナーの悪化が顕著です。27日には銀冷水の携帯トイレブースでは携帯トイレを使用せずに直接排尿されていました。

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29日は弥三吉水の広場に排尿跡が。水場から数メートル、多くの登山者がザックや腰を下ろす場所に匂いはじめた水たまりができていました。おしっこくらい、、、という方がいますが、尿は排出直後は臭いませんが数時間後、翌日には尿臭が漂います。排出直後に臭わないことで罪悪感がないのでしょう。そして、多くの方が(特に日本百名山踏破の方は)一つの山には一生で一回しか登らないでしょうから、休憩ポイントで尿臭が漂っていてもそんなものかと思って終わりかもしれません。

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一度しか登らない山であれば来て良かったと思える状態に、何度も登る山ならばいつ来ても気持ちの良い状態に、と、登る一人一人が意識してほしい。と思うのです。

(滝澤:知床山考舎 代表)