羅臼岳登山の今シーズンの安全を祈願して山開きが行われました。
斜里山岳会と知床斜里町観光協会主催で多くの関係者の方により執り行われました。私はというと環境省から受託した登山道管理作業のためその前に入山していましたが。。。
例年特異日のように大荒れにはならない山開きの天気なのですが、今年はガスで湿っぽく、大沢中段から上部は風も強く、山頂は強風で立つのもやっとの状態。岩清水も前日までの雨で水が溢れるように流れていました。例年の三分の一以下の登山者数だったのではないでしょうか。天気は昼を大きく回ってから一気に回復して快晴に近い状態に。多くの方は下山してから羅臼岳の姿を楽しんだことでしょう。
大沢の登山道上の雪渓はなくなりました。山頂直前の二ノ肩雪田にはまだ十数メートル残っていますが、登山道どおり歩けます。ところどころ硬く残っているところもありますが、もはやアイゼンやスパイクを使用する必要はありません。雪を嫌がって登山道を外れて歩く方がいますが、そこはお花畑になるところです。植生保護のために張られたガイドロープの外に出ないようにしてください。
例年より早く開花したお花が多いので、羅臼平のメアカンキンバイなどはすでに終わりに入っています。いつもなら8月にお目にかかるような花も咲き出していて、多くのお花を一度に楽しめている2023年です。
(滝澤:知床山考舎)




