6月1日に登山口近くのカムイワッカ湯の滝までの道道が開通しました。こちらの雪解けも早め。登山コースの硫黄川のなかは早くも踏み抜き注意です。
道路の開通に合わせて登山道の状況確認に。
イソツツジが登山道脇に白くにぎやかです。
硫黄川の雪渓も少ないですね。写真には第一の滝(F1)の二股が写っていて雪があるのがわかりますが、全体に細く僅かしか残っていません。
硫黄川の雪渓を降りすぎるのを防止するためのガイドロープは雪解けに応じて順次雪の上に出るように段々に横断して展開していますが、今回訪れてみると昨年一番最初に展開したロープが遥か上空に。現状の適正位置に張り替えました。
硫黄川の中はすでに沢出合付近では石が露出していて踏み抜きます。水の流れる音も響いているので、大きな石の周りや滝など段差では大きく踏み抜いて落ちることも考えて行動する必要があります。
(滝澤:知床山考舎 代表)