1月21日からはじまる厳冬期の知床五湖エコツアーの事前調査。エントリーしているガイドが集まって安全確認など行いました。
湖面上の積雪は20〜40cmほどでその下の氷は例年よりも厚みができていない状況ですが、スノーシューなどで歩くには問題なし。
そもそも知床五湖の氷自体、いわゆる湖の氷でイメージされるような透明な硬い氷は発達せず、厚みのある密度の高いシャーベットの湖面表面側が凍っている状態。そのため歩くと水が染み上がってきますが、今回の下見で歩いたところは、水が凍りついてしっかりとしたルートになるでしょう。
エコツアーでは湖面に足跡などを残さないように縁を歩きます。訪れるみなさまに手付かずの湖面を見ていただきたいから。
環境省や北海道などと環境などに配慮するよう、森の中のルート設定や流氷を望む丘の利用判断なども確認しました。
エコツアーへのお申し込みやお問い合わせは知床斜里町観光協会のサイトで。オンラインで予約できます。
https://www.shiretoko.asia/shiretoko_goko_winter.html
(滝澤:知床山考舎 代表)