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2022.8.1-5 幌尻岳 額平ルート

昨年は直前になって登ることができなかった幌尻岳。ようやく登頂。肩まで行って七ツ沼カールも。

8月2日から入山の予定でしたが、雨予報。予備日を用意していたので3日からの入山に計画を変更を検討。幸いとよぬか山荘も幌尻山荘も空きがあって変更できました。実際2日はシャトルバス1便と2便は運行中止となっていました。仕切り直して3日に入山。2泊3日行程なのでのんびり沢登り。雨の影響で水量と勢いがややありました。

幌尻山荘に引いてある水は浄水器を通して飲料水に。

4日、幌尻岳にアタック。昨年は新冠陽希コースから入山しようとしたところ直前になって林道が閉鎖になり大きく計画を変更したのですが、その時に登った夕張岳と芦別岳が雲の上に姿を見せてくれました。

カールを見下ろす登山道はヒグマの掘り返しだらけ。

念願の幌尻岳山頂。

日高側も十勝側も雲海で、日高山脈だけ姿を見せていました。お楽しみの「肩」からの七ツ沼カールもすっきりと望むことができ、再び幌尻岳山頂に戻りのんびり。

花々に囲まれた登山道を楽しみながら幌尻山荘に戻ります。

5日は朝から青空が広がっています。行きは水量があった沢も水が引いて平常値に。

登山道や林道上には往路では無かったヒグマのフンが複数ありました。

お二人の日本百名山の北海道編はこれで完登。残る山頂もわずかだそうです。北海道には魅力的な山がまだまだありますから、これからもいらっしゃてくだいね。

幌尻山荘では8月1日からトイレの利用方法が変更に。バイオトイレの能力維持改善のために夜間は携帯トイレ利用に。協力金1000円で携帯トイレ1セットと現地回収をしていただけます。

(滝澤:JMGA登山ガイドステージIII)